佐藤剛史
みなさんお久しぶりです!
DEAF映画評論家の佐藤剛史です!
久々のDEAF映画紹介記事になります!
手話動画はYoutubeにアップしています。
記事の最後にYoutubeリンクを貼っていますのでのでぜひご覧ください!
目次
「ホームランが聞こえた夏」 監督 カン・ウソク
DEAF映画評論家、佐藤剛史の評論!
映画に出てきた高校野球全国大会「鳳凰杯(ほうおうはい)」というキーワードを聞いて、これは何だろう?と調べてみたら、韓国の甲子園だと初めて知りました。
ろう野球部が鳳凰杯での1勝を目指すという実話で、普通に考えたら、デッカい目標だなと…。
日韓の文化が違うかもしれないけど、私は学生時代、ろう野球部の経験者で、ろう野球部はほとんど軟式でした。
甲子園の場合は硬式ですから、軟式と違って、実力の差があり、もし対戦しても勝つことがとても難しいです。
(普通には対戦できないですが…苦笑)
この映画の高校生役のキャストたちは、撮影の3ヶ月前から毎日、野球の基礎からみっちり特訓を行い、その一方で撮影の合間を縫って手話レッスンを受け、撮影に臨んだという話がありました。
この映画は素敵な内容でしたが、できれば本物のろう者を使ってほしかったですね。
なぜなら、ろう者を使うほうがリアリティが出るためです。
そしてそれは「ろう者を知ってもらう」ことにもつながると考えられるためです。
また、個人的に疑問に思ったことは
「練習シーンでグローブを海水につけるシーン」です。
グローブを大切にしてほしかったのに残念な気持ちでした…。野球部の経験者がそう思ってるはず(笑)
それはおいておいて、
夢や希望を諦めない情熱が伝わってくる青春映画なので、ぜひ!!
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筆者:佐藤剛史