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手話シーンのある映画「サウンド・オブ・メタル」

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サウンド・オブ・メタル 監督 : ダリウス・マーダー


一部、ASL手話(アメリカ手話)シーンありの作品を紹介します。

2019年に公開されたアメリカのドラマ映画です。

日本でも昨年12月からAmazonプライムで鑑賞できます。

すでにご覧になった方も多いと思いますが、2021年10月1日から劇場公開されています。

本作は、第93回アカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされ、編集賞と音響賞を受賞しました。

ちなみに、映画について詳しくない方にお伝えしておくと、アカデミー賞には、さまざまな部門で表彰される、

・主演男優賞
・主演女優賞
・助演男優賞
・助演女優賞
・作品賞
・監督賞


などなど他にもたくさんの賞があるのです。

そんな中、「編集賞」と「音響賞」二つを受賞しました。
たくさんの賞がある中で二つとも受賞することはすごいことなのです。

第93回アカデミー賞特集2021年 | Academy Awards 2021 -Yahoo!映画

– 映画のあらすじ –
バンドのドラマーである主役が突然聴力を失い始める。
自分の人生をどうするか、前に進むために、ある決断をするという物語。

個人的には賛否両論あるだろうと思った。

そして特に、私は医者に言いたい。
途中から聞こえなくなってしまった方に、なぜ「人工内耳」という選択肢だけを勧めるのか。
「補聴器を付ける」方法も選択肢のひとつとしてあるのに、それを伝えていない部分には聴覚障がい者である私にとっては納得できない。

アメリカは日本と違って、場合によるが、
人工内耳の手術で大体4万〜8万ドル(日本だと大体455万〜910万円)で高額。。苦笑。

最後に音の聞こえない世界の静寂を表現するシーンがよかった。

私はAmazonプライムで観たが、
映画館では「音のない世界」の音を体感できるらしいので、感じることが全く違うかもしれない。

“映画館で観るべき作品” という高い評価があるので、興味ある方はぜひ!


補足ですが、本作はローレン・リドロフという聴覚障がいのある女優も出演しています。


今年11月に公開される「エターナルズ」では、MARVEL(マーベル)初の聴覚障がいを持つスーパーヒーローを演じます。

今後の活躍に注目ですね!

「エターナルズ」 ローレン・リドロフについて詳しく知りたい方はこちら

現在、Amazonプライム会員であれば、無料で鑑賞することができます。

ただ配信が終了する場合があるので、興味があれば早めに鑑賞することをオススメいたします。

筆者:佐藤剛史

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