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ASL(アメリカ手話)の先生、ゆんみのアメリカ滞在日記【手話動画】

アメリカに住んで感じた、アメリカの文化

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ゆんみの手話動画

アメリカに住んでいる時に感じたことを紹介します。
アメリカは多民族文化の国で、たくさんの移民で出来上がっています。

また、人権を重く見る国です。(とはいえ人種差別があるのは真実でちょっと矛盾していますが…)そのため、毎月それぞれの文化を学ぶという理解啓蒙活動としてやっております。

5月はアジア文化を学ぶ月として毎日アメリカに住んでいるアジアアメリカ人の文化を動画で発信しております。

【Asian Pacific American Heritage Month 2021】のFacebookページ

日本は単民族なのでそのように意識したことが無いと思います。

昔、私がアメリカに住んでいた時のことです。
3月だったと思いますが、ボランティアでギャローデット大学の近くにあったメリーランド州立聾学校へ、日本の文化を教えに行ったことがありました。

【メリーランドろう学校HP】のサイトは こちら

その学校では3月は日本の文化を学ぶ月としてずっと学習してきたようです。その活動で日本人から直接学びたいということで、ギャローデット大学に依頼したところ、私が派遣されることになり、訪問しました。

その時は折り紙や日本手話を教えました。折り紙は素晴らしい文化です。

改めて日本人は繊細な民族だなと感じました。

基本の鶴の折り方を教えたのですが、きちんと綺麗な鶴が折れないのです。

子供たちの性格も折り紙に表れています。対象は小学4年生くらいだったと思いますが、大抵の子供は慣れない折り紙に投げやりになったり、人任せになったりしていました。

そんな中、一人の生徒だけ、綺麗な鶴を折りたいと何度もやり直し、くちゃくちゃになっても最後まで、自分で折っていました。

最後完成した時の満足そうな顔、「ママに見せるんだ(^^♪」と喜んでいたその笑顔が今でも忘れられません。


筆者:袖山由美

袖山由美【ゆんみプロフィール】 は こちら

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